皆さんは、競馬予想ツールで人気の「馬王」シリーズをご存知ですか?
1995年「馬王」という競馬予想ツールがリリースされてから、改良を重ね「馬王Z」が最終型としてリリースされました。
この「馬王Z」には自動投票機能が備わっており、初めて利用する方にも非常に使いやすくなっています。
しかし、自動投票ってどんな設定が必要なの?と細かい部分に疑問を思う方も少なくないと思います。
今回は、そんな方に向けて馬王Zの自動投票についてご説明します。
目次
馬王Zの自動投票機能とは
自動投票機能とは、「独自の指数」「データベース」を用いて様々な条件で自由に購入条件を設定できる機能になっています。
この機能は、他の競馬予想ツールとは少し異なり、パソコンの知識と独自の設定方法の知識が必要です。
しかし、本当に自由度の高い設計ができるので、「完全オリジナル」の自動投票システムが設計をして競馬の予想を行うことができます。
その自動投票機能は、細かい設定をする必要がありますので、方法をご紹介します。
自動投票の流れ
「馬王Z」は自動投票ボタンがONの場合、以下の手順で自動投票を行います。この手順で自動投票の準備をしておくのがオススメです。
下記内容は、公式サイトに掲載されておりましたので、紹介します。
①予想カスタマイズで推奨馬券が抽出される。
②予想カスタマイズの各式別の金額式で指定している金額が抽出された推奨馬券に割り振られる。
③投票時刻に推奨馬券を馬券投票フォームの投票馬券リストにセットする。
([馬券(B)]−[推奨馬券を投票リストにセット…]と同じ動作)
④馬券投票フォームの<投票(V)>ボタンを実行する。
自動投票の設定方法
それでは、馬王Zの公式サイトに掲載されている自動投票の利用方法を解説します。
自動投票は、発走時刻の◯◯分前と設定するので、買い忘れたりすることは一切なくなります。
では、下記の手順を参考にして自動投票してみましょう。
①まず、中央競馬を自動投票する場合にチェックを入れます。
②中央競馬の投票タイミングを指定します。この入力には小数点も使えますので、好きな数値を入力してください。
③投票後、オッズの変化等によって新たに推奨馬券となる買い目を指定時刻に投票する場合にチェックを付けます。
例えばb.で「10」と指定した場合、まずは発走10分前に投票に行きます。その後、オッズ等の変化によって新たに推奨馬券となる買目が増える場合がありますが、最終確認投票を「15」に指定した場合には締切15秒前に増えた買目のみを投票しに行きます。
注意点として、この機能は中央競馬のみの機能になります。
④中央競馬にて投票後にIPATブラウザを閉じる場合にはチェックを付けます。
⑤PATの加入者番号、パスワード、INET-ID、PARS番号を指定します。
続いて地方競馬の自動投票についてです。地方競馬も同様の手順ですが多少異なりますので、しっかり確認してください。
①地方競馬を自動投票する場合にはチェックを入れます。
②地方競馬の投票タイミングを指定します。
ここは、12分より前の時間は設定できませんので注意してください。
③自動投票時の確認ウインドウを表示する時間を設定します。
④自動投票後にレース画面にある自動投票のチェックボックスのチェックを外し、自動投票対象レースから除外します。
⑤PATの加入者番号、パスワード、INET-ID、PARS番号を指定します。
以上が馬王Zの自動投票手順になります。
この設定をしておけば、多くの統計をとって回収率を上げることも可能だと思いますので、ぜひ自動投票を使ってみましょう。
馬王Zの自動投票を上手く活用する方法
自動投票とは、名前の通り自動で馬券を購入してくれる機能ですが、中央競馬は毎週末で地方競馬は平日のほぼ毎日にレースがあります。
年間のレース数だけ見ても、約13,000レースが開催されるため、自動投票で統計を出すには多くの競馬に参加した方が良いでしょう。
そのため、中央競馬のみで馬王Zを利用するよりも、地方競馬で馬王Zを活用した方が、情報量も多く、信頼できるデータをもとに投票できるので、良い活用方法だと思います。
その地方競馬を楽しむために、オススメの方法を紹介します。
楽天競馬でポイントを貯めながら競馬を楽しむ
競馬の投票には、多くの会社がサービスを提供しています。
その中でも、オススメなのは「楽天競馬」です。
楽天競馬は馬券の購入数の応じて、楽天ポイントが付与されるので、その貯まったポイントを利用して楽天市場などでもお買い物ができます。
地方競馬で自動投票を使って多くの馬券を購入する方は、絶対に貯めた方が良いでしょう。
単純計算で馬王Zのデータをもとに算出されているデータを見ると、2018年に「予想タイム指数順位が1位」の馬を単勝で100円買い続けた場合、1年間で1,285,000円投資し、的中率は36.7%、回収率は86.3%となります。
1番人気を自動投票で買ったときの回収率は78.2%ですから、これだけでも回収率が8.1ポイントも上がることになります。
しかも、それに加えて楽天ポイントが加算されるので、非常にオススメだと思います。
せっかく多くの馬券を購入するのに、何も特典が付かないサイトを利用していては正直もったいないですよね。
その点を考えると、楽天を利用すれば負けた分も少し返ってくることになります。
馬王Zの予想タイム指数が自動投票の決め手!
馬王Zでは、予想タイム指数が公開されており、予想をする上で非常に重要なファクターになります。
自動投票の際も、この指数で上位の馬を購入するとカスタマイズ設定れば、回収率は上がる可能性が十分にあります。
馬王Zでは、仮想の回収率が公開されていますので、下記に紹介します。
■中央競馬の回収率
単勝:回収率 110.9%
複勝:回収率 104.0%
馬連:回収率 111.6%
馬単: 回収率 115.5%
ワイド: 回収率 102.6%
■地方競馬の回収率
単勝:回収率 122.5%
複勝:回収率 118.7%
馬連:105.6%
馬単:111.0%
ワイド:113.9%
次に、紹介するのが実際の予想タイム指数で算出された回収率です。
予想タイム指数 | 単勝率 | 回収率 | 単勝人気 | 単勝率 | 回収率 |
1位 | 28.9% | 90.4% | 1番人気 | 33.6% | 76.0% |
2位 | 18.1% | 89.2% | 2番人気 | 19.4% | 78.7% |
3位 | 12.2% | 85.4% | 3番人気 | 13.3% | 79.4% |
4位 | 9.7% | 86.2% | 4番人気 | 9.2% | 78.8% |
5位 | 7.0% | 84.3% | 5番人気 | 6.7% | 80.4% |
この数値をみると、予想タイム指数の回収率は、仮想の数値より少し下がってしまいますが、90%を超えていることが分かります。
確かに、単勝を単体で買っても利益はでませんが、軸の設定には有効な数値だということと、馬王Zの予想タイム指数はデータが結構しっかりしていると考えて良いでしょう。
2020年の正確なデータは、公開されていませんが、個人のファクターに合わせた条件を入力して、年間の統計を取ることで、非常に優秀な数値がでると思います。
ぜひ、興味のある方は統計を算出してみてください。
まとめ
今回は、馬王Zの自動投票について、設定方法や効果的な使い方を説明しました。
馬王Zの自動投票はこのソフトの中でも、目玉になっている機能のひとつです。そのため、利用するのであれば、自動投票をしっかり設定して、多くの馬券を購入すると良いでしょう。
馬王Zで回収率を上げるには、多くの数に参加しないとあまり目に見える成果には繋がりません。
そのため、年間を通してソフトを使い、少しずつ回収率を上げるようにしましょう。
ぜひ、競馬予想ソフトに興味のある方は試してみてください。